“Business As Usual” (1981)
少し前の話になりますが、4月11日にリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド Ringo Starr & His All Starr Bandのコンサートに行ってきました。会場はお気に入りのオリックス劇場。昔の大阪厚生年金会館ですね。リンゴのライブは、いつもメンバーがすごい人たちばかりだし、とても楽しいので、この日を心待ちにしていました。席も前から8列目の真ん中で、すごくステージが近かったです。
リンゴのソロでの来日は 1989年、1995年、2013年、2015年に続いて5回目とのこと。2013年は私はまだアメリカにいたので見ていませんが、それ以外は毎回コンサートに足を運んでいます。ロサンゼルスでは、2008年と2012年にどちらもGreek Theatreで見る機会がありました。今回のツアーも、日本公演の後、8月1日にカナダで北米ツアーが再開して、最後は9月1日のGreek Theatreで終わりのようですね。
今回のメンバーは
*スティーブ・ルカサー Steve Lukather (Toto)
*グレッグ・ローリー Gregg Rolie (ex Santana and Journey)
*ヘイミッシュ・スチュアート Hamish Stuart (Average White Band)
*コリン・ヘイ Colin Hay (Men At Work)
*ウォーレン・ハム Warren Ham (Bloodrock/Kansas/AD)
*グレッグ・ビソネット Gregg Bissonette ←阪神タイガースのTシャツ着てた(笑)
みなさん1回は見たことがあるメンバーで、ヘイミッシュさんはもちろんポール・マッカートニーと来日した時も見たし(スティーブにもそう紹介されていました)、グレッグ・ビソネットさんも遥か昔にデイヴィッド・リー・ロスと来た時に見たことがありました。
セット・リストは、
1. Matchbox (Ringo)
2. It Don’t Come Easy (Ringo)
3. What Goes On (Ringo)
4. Evil Ways (Gregg / Santana)
5. Rosanna (Steve / Toto)
6. Pick Up the Pieces (Hamish / Average White Band)
7. Down Under (Colin / Men At Work)
8. Boys (Ringo)
9. Don’t Pass Me By (Ringo)
10. Yellow Submarine (Ringo)
11. Cut the Cake (Hamish / Average White Band)
12. Black Magic Woman / Gypsy Queen (Gregg / Santana)
13. You’re Sixteen (Ringo)
14. Anthem (Ringo)
15. Overkill (Colin / Men At Work)
16. Africa (Steve / Toto)
17. Work to Do (Hamish / Average White Band)
18. Oye Como Va (Gregg / Santana)
19. I Wanna Be Your Man (Ringo)
20. Who Can It Be Now? (Colin / Men At Work)
21. Hold the Line (Steve / Toto)
22. Photograph (Ringo)
23. Act Naturally (Ringo)
24. With a Little Help From My Friends~Give Peace A Chance
リンゴ以外は、ひとり3曲ずつの持ち歌です。グレッグさんのサンタナ・ナンバーにスティーブのギターはいつもながら素晴らしかったです。スティーブのTotoナンバーも、いつ聴いてもいい。またヘイミッシュさんのAWBも、私の大好きなWork to Doを披露してくれたので感激でした(AWBのオリジナル曲ではないですが)。最後のWith a Little Help~Give Peace a Chanceも大盛り上がりで、本当に楽しい時間でした。リンゴのお客さんへの反応も素晴らしく、世界的な大大大スターなのに、とても気さくな人柄に感動でした。でも何より今回私の心を掴んだのは、コリン・ヘイさん!初めてではないのに、久々のメン・アット・ワークは妙にはまってしまいました。あの特徴のあるお声も健在。ちょうど洋楽を聴き始めたころ、中学生の時にむっちゃ流行っていて、Down Underの砂漠のビデオもすごく覚えていました。また、down underという言葉がオーストラリアを指すことも、この曲のおかげで知りました。「ノックは夜中に」という邦題のWho Can It Be Now?も流行りましたね。イントロのサックスが印象的。
私はずっとコリンさんは生粋のオーストラリア人だと思っていたのですが、今回意外な事実が判明。ヘイミッシュさんがコリンさんと自分は同類だと言い出したので、どういうこと?と答えを待っていたら、なんとコリンさんは元々スコットランド生まれで、幼いころ一家でオーストラリアに移住されたそうです。だからあんな自虐的な歌が作れるのかと思ったり。スティーブもコリンさんのことを、very nice guyって言ってたので、コリンさんは本当にいい人なのでしょう。それに、おしゃれな方ですね。パンフレットの写真もおしゃれなおじさま、って感じがしました。ちょっとフィル・コリンズにも似てるような。そういえば、中学生の時に、コリンさんのことをいつもかわいい、かわいいって言う友だちがいたのですが、彼女元気かな?
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