“Kick” (1987)
今日も80sです。
前回デフ・レパードを取り上げたときに、私は”Hysteria”が1980年代を代表するアルバムの1枚であると思うと書きました。このNeed You Tonightが入っているINXSの”Kick”もほぼ同じ時期に発売されたアルバムですが、”Kick”もまた1980年代を代表するアルバムであると思っています。このCDも本当に繰り返しよく聴きました。シングルカットされていませんが、1曲目のGuns In The Skyからいい感じで、続いてヒットが続きます。New Sensation、Devil Inside、Need You Tonight。Never Tear Us Apartも大ヒットしました。CDではNeed You Tonightと次のトラックのMediateは切れ目なく繋がっていて、確か当時見たビデオもNeed You TonightとMediateは1曲のような扱いだったと記憶しているのですが、今回別々のビデオしか見つけられませんでした。Need You Tonightのビデオは当時としてはすごく斬新だったように思います。その後のMediateはどこかの工場みたいなところで、手書きで単語が書かれた紙をメンバーがめくっていくという、あんまりお金がかかってなさそうなシンプルなビデオでした。たまにタイミングがあっていないメンバーもいます。
INXSを知ったのはこのアルバムよりずっと以前で、日本で撮影したお坊さんがたくさん出てくるビデオ、I Send A MessageがいつものSONY MUSIC TVでよく流れていたからです。その頃はまだアメリカではそんなに成功していなかったように思いますが、オーストラリアのバンドであることは知っていました。Need You Tonightがヒットし始めた頃、あ~、あのお坊さんのビデオのバンド!と純粋にアメリカでの大成功をうれしく思いました。ヴォーカルのマイケル・ハッチェンスは香港に住んでいると聞いたことがあったのですが、1990年代の初めごろ、私の大好きなデンマーク人のスーパーモデル、ヘレナ・クリステンセンと交際していて、二人の素敵な写真もたくさん見た覚えがあります。”Kick”の次に出た”X”も大ヒットし、INXSには何も問題がないように思えたのですが、マイケルは1997年11月22日にシドニーで自ら命を絶ちます。これは本当にショッキングなニュースでした。
彼に何が起こったのかは、今となっては知る由もありませんが、もう20年以上の月日が経ちました。私は彼のことを一生忘れないでしょうし、“Hysteria”と同様、”Kick”もまったく色褪せていない素晴らしいアルバムです。彼のヴォーカルもどれも印象に残っています。あの頃はよかった、みたいなスタンスで過去を振り返るのは好きではないのですが、こういうたくさんのいい音楽をリアルタイムで体験出来たことは、自分の人生において大きな意味を持っていると感じています。
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