“Hysteria” (1987)
今朝、いつものようにSmartNewsをチェックしていたら、音楽のニュースで、デフ・レパードのジョー・エリオットがビリー・ジョエルのコンサートにゲストで登場し、一緒にPour Some Sugar On Meをプレイしたとありました。なんですか、このうらやましいニュースは?と思って読み進めると、去年の8月にもボストンのビリーのコンサートで、二人でこの曲を歌ったそうです。ビリーってけっこうハード・ロック好きなのでしょうか?私が見たアメリカのコンサートでも、AC/DCのHighway to Hellを歌っていましたし… それから全然知らなかったのですが、その記事に「ビリー・ジョエルの定期公演」と書いてあり、調べてみるとビリーは月に1度、NYのマジソン・スクエア・ガーデンでコンサートを行っているのですね。だからその時期に合わせてNYに行けば、ビリーが見れるのかと思うと、すごくNYに行きたくなってきました!
それにしても、Pour Some Sugar On Meの文字を見てしまったので、もちろん今日の通勤時の音楽はデフ・レパードの”Hysteria”でした。間違いなく1980年代を代表するアルバムの1枚であると私は思っています。Rocket、Animal、Love Bites、Pour Some Sugar On Me、 Armageddon It、Hysteriaどれも大ヒット。久々に聴いても、サビの部分は全部歌詞を覚えていてうれしくなりました。(人の名前などは最近すぐに思い出せないのに、若い頃に覚えた歌詞は不思議と覚えています)昨年30周年のデラックス版CDが出ましたが、全世界で2,500万枚以上売れたアルバムだそうです。もちろん我が家は、弟がハード・ロックファンで、当時特にデフ・レパードが好きだったので、当然のようにCDがありました。このアルバムが出たのが1987年ですが、出す曲すべて大ヒットなので、発売から2年くらいビルボードのヒットチャートでこのアルバムからのシングルが続いていたように記憶しています。また当時、Burrn!で読んだ覚えがあるのですが、アメリカ人が好きなバンドの1位に選ばれていました。本当にどの曲も覚えやすくていい曲なのですが、その中でも特にLove Bites、Pour Some Sugar on Me、Hysteriaが気に入っています。いや、でもArmageddon Itも捨てがたい!また久々にプロデューサーのRobert John Mutt Langeの名前も思い出しました。今も活躍されていますが、1980~1990年代は破竹の勢いで、本当にすごかったのを覚えています。ヒットレコードには必ず関わっていると思えるくらい、彼の名前は至るところで目にしました。シャナイア・トゥエインの元旦那様ですね。
デフ・レパードは輝かしいキャリアの中に、ドラマーのリック・アレンさんが交通事故で左腕を切断するといった危機的状況もありましたが、今年の3月末にロックンロール・ホール・オブ・フェイムの殿堂入りしています。そのセレモニーでデフ・レパードの任命スピーチをしたのが、彼らの長年の友人だというクイーンのブライアン・メイです。これがなかなか感動的なスピーチで、日本語版ローリング・ストーンでスピーチの全文を読むことができます。今日、久々に“Hysteria”を聴いて、大学生の頃と同じ気持ちに返り、いい音楽というのは色あせないものなんだということを実感しました。
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/30413
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