The Movie Soundtrack “The Blues Brothers” (1980)
今日から令和が始まり、昨晩からカウントダウンなどで盛り上がっていましたが、私自身は妙に冷めているというか、ごくごく通常どおりの生活を送っています。
3月の話になりますが、私の住んでいる市のイベントの一環で、チャーリー ニーシオさんという方が市の大きなホールでコンサートをされました。イベント前、私は全然存じ上げてなくて、チャーリーって誰?って感じだったのですが、駅やバス停にポスターが貼ってあり、よく読んでみるとエルヴィス・プレスリーのインパーソネーターみたいな人で、おもしろそうだったので、時間を作ってコンサートに行ってみることにしました。当日は残念ながら、満席とはほど遠い感じでしたが、2001年宇宙の旅~CC ライダーで始まるエルヴィスとまったく同じスタイルでご登場。コンサートは1部と2部に分かれていて、1部は“バンザイエルヴィス”という名のとおり、エルヴィスの曲オンリー。2部はオールディーズナンバーとチャーリーさんのオリジナル曲という構成でした。チャーリーさんはインパーソネーターと呼ぶにはもったいない経歴の方で、2012年にJapanese Elvis Tribute Contestで優勝され、エルヴィスの故郷テネシー州メンフィスのコンテストにも出場されたそうです。あと神戸KENTO’Sでも歌っていらっしゃたとか。写真撮影禁止との館内アナウンスがあったので、写真を撮れなかったのですが、その日の衣装は、エルヴィスがステージ衣装を作っていたテイラーで仕立てたという本格派(あとでご本人から写真撮影OKと聞いて、がっかり)!1部のエルヴィス・ナンバーでは、American Trilogyが個人的にはよかったです。2部は、ポール・アンカ Paul Anka、ニール・セダカ Neil Sedaka などのオールディーズ。私の隣にいたおじさまが、「テネシー・ワルツ」をリクエストしたら、その場ですぐに歌ってくれて、チャーリーさんすご~い!と感動しました。最後に全員で歌った「見上げてごらん夜の星を」もすごくよかったです。
席にはチャーリーさんの経歴とその日のセットリストが置いてあり、見た瞬間から気になっていたのが、2部の最後から2曲目のShake A Tail Feather。Shake A Tail Featherは私の知っている例のあの曲しかないよな、と思いつつ、どきどきしながら待っていました。2部の後半はツイストナンバーが多く、ついにShake A Tail Featherを歌われる時になって、チャーリーさんが映画The Blues Brothersの話をされた時に、来たー!と感激しました。この映画を好きな人に悪い人はいないと信じている私は、さらにチャーリーさんのファンになりました。
高校生の時に初めて見て以来、何回この映画を見たことでしょう。300回くらい?200回は間違いなく見ていると思います。昨年からクイーン Queenの『ボヘミアン・ラプソディ』が話題で、私もすでに3回見ましたし、おそらくブルーレイもいつか買うでしょうが、今でも音楽映画の最高峰はThe Blues Brothersだと信じています。まずゲストがすごい!ジェームス・ブラウン James Brown(牧師)、アリーサ・フランクリン Aretha Franklin(ソウルフードレストランのおかみさん)、レイ・チャールズ Ray Charles(楽器店の主人)、キャブ・キャロウェイ Cab Calloway。バンドのメンバーも伝説的な人ばかりですし、なんといってもジョン・ベルーシ John Belushiとダン・エイクロイド Dan Aykroydの音楽愛がすごすぎる!この映画とサタデー・ナイト・ライブについて語りだすと止まらなくなるので、また別の機会に書きたいと思います。
Shake A Tail Featherは兄弟がバンドのメンバーを再集結して、レイ・チャールズの楽器店に楽器を調達しに行くシーンで使われています。1曲のあいだにツイストだけでなく、様々なダンスが出てくるので、映画を見ているとつい踊りだしたくなるのですが、チャーリーさんのライブでは上手く踊れませんでした。映画を見ながら練習して、次回はすべてのダンスをきちんと踊りたいです。また、チャーリーさんがShake A Tail Featherのオリジナルについてもお話されていて、そういえばレイ・チャールズの曲ではないのはわかっていたけれど、オリジナルについては考えたことがなかったので、おっしゃっていたThe Five Du-Tonesバージョンを聴いてみました。オリジナルもパワフルでなかなかいいですね。
The Blues Brothers Bandは2回ライブに行ったことがあります。1回目は、今は無くなってしまった大阪のBlue Noteで。ボーカルはKnock on Woodでおなじみのエディ・フロイド Eddie Floydさんでした。2回目はLAから100km東にあるSan Manuel Casinoで、Jake(ジョン・ベルーシ)役は、ジョンの実の弟のジム・ベルーシ Jim Belushiで、すごく楽しいライブでした。
チャーリーさんが私の住んでいる市のイベントに来られるのは、今回で3回目だったそうで、また機会があればぜひ来て頂きたいです。私もメンフィス、Gracelandに行ったことがあるので、いつかお話するチャンスがあればうれしいのですが…
チャーリーニーシオ says
私の事を好意的に書いてくださってありがとうございます。
今頃気付いて、本当に申し訳ありません。
阪南市にお住まいの方でしょうか?
まだお元気でお過ごしでしょうか?
私もまだ歌ってます。
チャンスがあれば、又聞いてやってください。
チャーリーニーシオ